半身読。 B_ook

昨日は帰ってから、
日曜に相方が料理してくれたグリーンカレーの残りを暖めて夜食とし、
日曜に溜めた湯を追い炊きして湯船に浸かり、
日曜に余った350ml缶を一本、風呂上がりにぐいっと一杯。
余り物で得た至福のひととき、、、
"Pliceless”。
湯船に浸かるときはたいてい本を片手にバスタブへ向かう。
この間も、
「ランドマーク」
「東京奇譚集」
は最後は浴槽の中でエンディングを向かえた。
もちダイエットが目的でなく、ただ他にすることもないから集中も出来るし長い時間のんびりできるし、同時に長ければ長いほど実際どうかは分からないけど気分的に疲れがとれた気になるからというただそれだけ。もちろんのぼせるのでちょくちょくバスタブに腰掛けたり、冷えたらまた浸かって、たまに出っぱなしの手も湯につっこんで、本と一緒に持ち込む乾いたタオルで拭きながら、ついでにじわじわにじり出る汗も拭いながら。
本に没頭できる場所で他に個人的に落ち着くのは駅のホーム。
電車を待つでもなくホームのベンチに座って読むのが思った以上に没頭できていい。おそらく自分以外のほぼすべての人は電車を待つためにそこにいて、電車が来ることに意識が向いている。だからこっちから意識的にも本能的にも神経をとがらせる必要がなく、気張らずに佇め自分に没頭して本を読める、、、と自分では思っている。廻りがごった返そうと喋っていようと、ちょっと気になって会話を聞き始めない限り、どれも大衆の騒音の中の一部と化して消えてしまう。
こういった中ではおそらく電車の中はホームの次のランクインとなり、その次くらいがカフェってとこ。
ざぁ〜っと似たようなとこがないかと思いめぐらしたけど、挙がったのは遊園地くらい。
今度行ったときはちょっと試してみようかと。... more
2007.12.19 edit

昨日は帰ってから、
日曜に相方が料理してくれたグリーンカレーの残りを暖めて夜食とし、
日曜に溜めた湯を追い炊きして湯船に浸かり、
日曜に余った350ml缶を一本、風呂上がりにぐいっと一杯。
余り物で得た至福のひととき、、、
"Pliceless”。
湯船に浸かるときはたいてい本を片手にバスタブへ向かう。
この間も、
「ランドマーク」
「東京奇譚集」
は最後は浴槽の中でエンディングを向かえた。
もちダイエットが目的でなく、ただ他にすることもないから集中も出来るし長い時間のんびりできるし、同時に長ければ長いほど実際どうかは分からないけど気分的に疲れがとれた気になるからというただそれだけ。もちろんのぼせるのでちょくちょくバスタブに腰掛けたり、冷えたらまた浸かって、たまに出っぱなしの手も湯につっこんで、本と一緒に持ち込む乾いたタオルで拭きながら、ついでにじわじわにじり出る汗も拭いながら。
本に没頭できる場所で他に個人的に落ち着くのは駅のホーム。
電車を待つでもなくホームのベンチに座って読むのが思った以上に没頭できていい。おそらく自分以外のほぼすべての人は電車を待つためにそこにいて、電車が来ることに意識が向いている。だからこっちから意識的にも本能的にも神経をとがらせる必要がなく、気張らずに佇め自分に没頭して本を読める、、、と自分では思っている。廻りがごった返そうと喋っていようと、ちょっと気になって会話を聞き始めない限り、どれも大衆の騒音の中の一部と化して消えてしまう。
こういった中ではおそらく電車の中はホームの次のランクインとなり、その次くらいがカフェってとこ。
ざぁ〜っと似たようなとこがないかと思いめぐらしたけど、挙がったのは遊園地くらい。
今度行ったときはちょっと試してみようかと。... more
ランドマーク。 B_ook
「パークライフ」以降、本屋に立ち寄る際にはかならず彼の著書をチェックするようになり、昨日も新宿の紀伊国屋に寄った際、平積みされているのを発見し、背表紙で品定めをすることもなく、著者名の確認のみで手に取った。
残念ながら、単行本には手を出さず、常に文庫のみにしか手を出さないというケチなスタンスなため、完全読破には至っておりません。逆に、単行本が出ていて文庫がまだのときは、まだかまだかと待ち遠しく、日々のちっちゃな楽しみの1つにして代えております。
また新宿まで行ったのも、渋谷のブックファーストが先月いっぱいで姿を突如消してしまったため(代わりに渋谷文化村通り店がオープン)、仕事上参考にと立ち寄る専門書をある程度網羅した本屋が渋谷になくなってしまったため、新宿まで足を運ぶはめに。
早速、新宿からの山手線へ駆け込み乗車してドアにもたれながら物語をスタート。
たいてい読み始めの数頁は、ほんとにこいつは面白いのか、読む甲斐があるのか、と疑心暗鬼で半分品定めの状態で字を追いながらも別のことを考えてしまっていて、読み戻しが多くペースもあがらず、内容以前にそのペースの遅さに自ら飽きて、あっという間に続きを読むこともなくなってしまうのだが、今回に限っては、著書が信頼を置いている吉田修一ということに加えて、出てくる言葉がやたら親近感のあるものだったので、あっという間に向こう側へ行ってしまった。
一度行ってしまうと今度は逆にこちらにはなかなか戻れない。電車内はもちろん、歩きながら、飯を食いながら、睡眠を削って、などなどあらゆる手段を削って、向こうの世界への入り口を探す。
あまり内容云々についてレビューと称するほど語る能力もないので、今回は出てくる身近な表現を列挙したい。
まず舞台となっているのが「大宮」で、西口の「ソニックシティ」は中1のときビル内鬼ごっごをした場所だし、人物「I」が住む「デザイナーズマンション」は「桜新町」で、ここはお隣さんだし、数年前はkkucがおったとこでもあり、地理的な親近感がまず1つ。
ただ何より一番引き寄せられたのが、人物「I」が移動中のバッグの中に、「電車のなかで読もうと事務所から持ってきた今月号の『新建築』」が詰め込まれていることだった。その『新建築』も、「ヘルツォーグ&ド・ムロン」が特集で、「巻頭ではプラダ青山店が紹介されていた。」とある。
そう、人物「I」は設計士。だから他に「槇事務所」と「丹下健三」、「黒川紀章」も登場。
さらには、「1/200」「ラチェット」「バール」「コラム」「鉄筋」、、、etc。
「I」の住むデザイナーズマンションもインテリアは壁が「コンクリート打ち放し」に「螺旋階段」、、、そして、そのデザイナーマンションへ帰宅する途中、「関西国際空港の共同設計者として有名な岡部憲明設計の集合住宅が現れる。」とある。
その「I」の、奥さんとのでかけ先云々なんて、あちらこちらでよく聞く話そのまんま。この間、kkucや同居人une・yssnとも話したばかりな気がする。
相変わらずちょっとしたタイミングで物語は終わってしまって、逆にどこで終わってもおかしくないような、続けたら終わりがないような、そんな雰囲気が読み終えた後に残る。そこに惹かれるのだが、おそらくそれは、常に結論をもとめられ求め続ける日常を送っている人にとっての非日常がそこにあるからなのかもしれない。
どっぷりと強烈なストーリーがあって結論のあるもので向こうの世界へ連れて行ってくれる非日常もあれば、こんな非日常の感じ方もあるのかと、「パークライフ」以降彼のを手にしている。
2007.11.25 edit
![]() | ランドマーク (講談社文庫) 吉田 修一 (2007/07/14) 講談社 この商品の詳細を見る |
「パークライフ」以降、本屋に立ち寄る際にはかならず彼の著書をチェックするようになり、昨日も新宿の紀伊国屋に寄った際、平積みされているのを発見し、背表紙で品定めをすることもなく、著者名の確認のみで手に取った。
残念ながら、単行本には手を出さず、常に文庫のみにしか手を出さないというケチなスタンスなため、完全読破には至っておりません。逆に、単行本が出ていて文庫がまだのときは、まだかまだかと待ち遠しく、日々のちっちゃな楽しみの1つにして代えております。
また新宿まで行ったのも、渋谷のブックファーストが先月いっぱいで姿を突如消してしまったため(代わりに渋谷文化村通り店がオープン)、仕事上参考にと立ち寄る専門書をある程度網羅した本屋が渋谷になくなってしまったため、新宿まで足を運ぶはめに。
早速、新宿からの山手線へ駆け込み乗車してドアにもたれながら物語をスタート。
たいてい読み始めの数頁は、ほんとにこいつは面白いのか、読む甲斐があるのか、と疑心暗鬼で半分品定めの状態で字を追いながらも別のことを考えてしまっていて、読み戻しが多くペースもあがらず、内容以前にそのペースの遅さに自ら飽きて、あっという間に続きを読むこともなくなってしまうのだが、今回に限っては、著書が信頼を置いている吉田修一ということに加えて、出てくる言葉がやたら親近感のあるものだったので、あっという間に向こう側へ行ってしまった。
一度行ってしまうと今度は逆にこちらにはなかなか戻れない。電車内はもちろん、歩きながら、飯を食いながら、睡眠を削って、などなどあらゆる手段を削って、向こうの世界への入り口を探す。
あまり内容云々についてレビューと称するほど語る能力もないので、今回は出てくる身近な表現を列挙したい。
まず舞台となっているのが「大宮」で、西口の「ソニックシティ」は中1のときビル内鬼ごっごをした場所だし、人物「I」が住む「デザイナーズマンション」は「桜新町」で、ここはお隣さんだし、数年前はkkucがおったとこでもあり、地理的な親近感がまず1つ。
ただ何より一番引き寄せられたのが、人物「I」が移動中のバッグの中に、「電車のなかで読もうと事務所から持ってきた今月号の『新建築』」が詰め込まれていることだった。その『新建築』も、「ヘルツォーグ&ド・ムロン」が特集で、「巻頭ではプラダ青山店が紹介されていた。」とある。
そう、人物「I」は設計士。だから他に「槇事務所」と「丹下健三」、「黒川紀章」も登場。
さらには、「1/200」「ラチェット」「バール」「コラム」「鉄筋」、、、etc。
「I」の住むデザイナーズマンションもインテリアは壁が「コンクリート打ち放し」に「螺旋階段」、、、そして、そのデザイナーマンションへ帰宅する途中、「関西国際空港の共同設計者として有名な岡部憲明設計の集合住宅が現れる。」とある。
その「I」の、奥さんとのでかけ先云々なんて、あちらこちらでよく聞く話そのまんま。この間、kkucや同居人une・yssnとも話したばかりな気がする。
相変わらずちょっとしたタイミングで物語は終わってしまって、逆にどこで終わってもおかしくないような、続けたら終わりがないような、そんな雰囲気が読み終えた後に残る。そこに惹かれるのだが、おそらくそれは、常に結論をもとめられ求め続ける日常を送っている人にとっての非日常がそこにあるからなのかもしれない。
どっぷりと強烈なストーリーがあって結論のあるもので向こうの世界へ連れて行ってくれる非日常もあれば、こんな非日常の感じ方もあるのかと、「パークライフ」以降彼のを手にしている。
境界線。 B_ook
2006.08.11 edit
今朝、読了。
水曜の入管行ったとき(060809)、待つ覚悟だったので品川駅構内のBOOK GARDENで購入しました。
予定通り2時間待たされたから、読み進められたはずだったけど、そこが、日本のような異国のような、どちらでもないようなどちらでもありそうな、そんな境界線上にいる不思議な中に身を置くことに没頭してしまって、全く手つかずのままでした。
だけど、もし読み進めていたらそれはそれで、現実の品川と手中の品川の両世界が重なってしまって、そのまま仕事そっちのけで読み続けずにはいられなかったはず。
そう簡単にどっちとかはっきりできない人の感情を、旨く味合わせてくれる吉田氏はお気に入りです。
パークライフに始まり、パレード、熱帯魚、日曜日たち。
実はどれも文庫待ちで購入したものばかりで、偉そうにお気に入りとは言える立場ではありませんが。
次は、長崎乱楽坂あたりかな。
![]() | 東京湾景 吉田 修一 (2006/06) 新潮社 この商品の詳細を見る |
水曜の入管行ったとき(060809)、待つ覚悟だったので品川駅構内のBOOK GARDENで購入しました。
予定通り2時間待たされたから、読み進められたはずだったけど、そこが、日本のような異国のような、どちらでもないようなどちらでもありそうな、そんな境界線上にいる不思議な中に身を置くことに没頭してしまって、全く手つかずのままでした。
だけど、もし読み進めていたらそれはそれで、現実の品川と手中の品川の両世界が重なってしまって、そのまま仕事そっちのけで読み続けずにはいられなかったはず。
そう簡単にどっちとかはっきりできない人の感情を、旨く味合わせてくれる吉田氏はお気に入りです。
パークライフに始まり、パレード、熱帯魚、日曜日たち。
実はどれも文庫待ちで購入したものばかりで、偉そうにお気に入りとは言える立場ではありませんが。
次は、長崎乱楽坂あたりかな。
そういえば。 B_ook
2006.07.15 edit
最近必読の本、、、であるはずの本。
他に、よく見る青。
縦の、オレンジ。
B5版の、緑。
そして、赤。
好き嫌いはよく分かれるみたいだけど、CDがついているのと、部屋に転がってても埋もれてても、パッと目に入っていつでも自分に何かを問わせてくれるその色の存在に、自分との相性を感じて購入。
かれこれ数ヶ月経つけど、彼はよく頑張ってくれた。
何度も彼の存在感に助けられた。
それに比べて、、、
残り1週間。
そう、彼のためにもここでこの重い腰を上げなければ。
おそらくもう期待できるものは何も残ってはいないだろうけど、
またあと1年、そしてその後も彼と一緒に歩むためにも、今ここで彼とのために重い重い腰をあげなければ。
![]() | 井上建築関係法令集〈平成18年度版〉 建築法令研究会 (2006/01) 井上書院 この商品の詳細を見る |
他に、よく見る青。
縦の、オレンジ。
B5版の、緑。
そして、赤。
好き嫌いはよく分かれるみたいだけど、CDがついているのと、部屋に転がってても埋もれてても、パッと目に入っていつでも自分に何かを問わせてくれるその色の存在に、自分との相性を感じて購入。
かれこれ数ヶ月経つけど、彼はよく頑張ってくれた。
何度も彼の存在感に助けられた。
それに比べて、、、
残り1週間。
そう、彼のためにもここでこの重い腰を上げなければ。
おそらくもう期待できるものは何も残ってはいないだろうけど、
またあと1年、そしてその後も彼と一緒に歩むためにも、今ここで彼とのために重い重い腰をあげなければ。







